無一文の絶望

13時ごろ目が覚めると窓から差す光に気づきました。光で目が覚めたわけではありません。久しぶりに晴れ空が広がっていたので、テンションがあがり外に出かけたくなり、カメラを持って勢い良く家を飛び出しました。

気づくと、近所の海岸にいてボケッとしていたのです。とりあえず海というのが僕の思考回路らしくて、単純だなと実感します。ただ日々の喧騒から離れるには手っ取り早い場所ではありますよね。

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カメラ歴3ヶ月ですが、始めたときから全絶上達しないです。楽しいというふうには思えるので飽きること無く細々と続けていくでしょう。

 

海をあとにして、近隣の書店に立ち寄りました。というのも数日前に、「キウイγは時計仕掛け」を読み森博嗣作品に対する熱が再燃して、まだ読んでいないGシリーズを買おうという気になったからです。もちろん目当ての作品はありましたが、自宅近くの古本屋にいけば安く手に入ることに気づいて、何も買わずに書店を出ました。

クルマに乗って分かったことが、ポケットに入れていた財布がありません。呼吸が止まりました。パーカーのポケットに入れていて油断しました。左右から繋がっているポケットに貴重品を入れたまま、イヤホンで耳を塞いでいれば注意力が低下して、物が落ちたことにも気づかないだろうがバカヤロウ。この前貰った給料だって入っていたのに。

ろれつが回らない状態で書店の店員に財布の落とし物が届いていないか訊ねても、届いてないと。いつ落としたのかと質問され、「いまさっきです」と答えたときの店員の不思議そうな顔が印象的でした。何も買わないのに手間をとらせるだけの迷惑な客と化してしまいました。

結局、店内を見渡しても無いことが分かったので、出口の辺りを徘徊していると財布が見つかりました。財布って地面に落ちていると意外と小さく見えるから気づきにくいものですね。無くしたと分かって店内に戻るときには気づかなかったんですから。

かれこれ15分間、僕は無一文でした。久々の晴れ空のもと、絶望感に苛まれるとは因果なものですね。